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- 2013/6/24 0:34
- 真我
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- 人生とは何か、苦しみとは何か、そういう問いをする人間も少なからずいる。
私は思う。人生とは、身体である。身体があるがゆえに、体を自分だと思い込み、いろいろ身体を通じて経験したことを記憶する。記憶したら、それを思い出して思考する。これが人間である。人生である。そういった人生には苦しみも悲しみも喜びも楽しみも含まれる。
そういった身体がない状態、それはいったい何なのだろう。
我々が深い眠りについているときその根底にいるものはいったい何なのだろう。それがラマナ・マハルシを筆頭に語られる真我である。
真我は常に我々の根底にあるもので、それは在る。この在るもの以外は仏教でいうところの、悟っていない状態、輪廻転生を繰り返す状態をいう。それを自我ともいう。
自我があるがゆえに人間は死後輪廻転生を繰り返す。しかしそれが在る所に居続けるならそれを滅することができるというのが、仏教的解釈である。
一部の仏教徒はこの在るという解釈を勘違いし、仏教が語る存在論(つまり空の原理)との整合性があることを理解していない。
根底にある存在である真我がすべてであり、その真我は常にあるのに人間は外(身体の外、もしくは思考を含めた自我)に心を向ける。
それでは真我は知りえない。真我を知る、その存在に至ることが言葉を変えて仏教の悟りとなる。決して、ヨガ、不二一元論、仏教の間の最終目的に相違はない。
- 人生とは何か、苦しみとは何か、そういう問いをする人間も少なからずいる。