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- 2014/1/26 15:07
- プラトニックw ③
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当時、ロレンツォは弟ジュリアーノと共に、1465年頃からフィレンツェ郊外のカステッロというメディチ家の別荘にてしばしば集まっていたプラトン・アカデミーという、当時の人文主義者や芸術家の集まりに参加します。その集まりでは、古代ギリシャの哲学者プラトンの説に基づくプラトニックな愛(崇高の愛)についてしばしば語られるのです。
ロレンツォとルクレツィアの交友はその後も続きます。1469年に、ロレンツォ豪華王とクラリス・オルシー二の婚約を記念してサンタクローチェ広場で行われた馬上試合では、"la regina della giostra"(トーナメントの女王)として、豪華な衣装を身に着けたルクレツィア・ドナーティが登場し、試合に優勝したロレンツォ豪華王は、自分の銀製の兜をルクレツィアに捧げます。
また、ロレンツォは自ら書いた詩の中でも、ルクレツィアに対する「プラトニックな愛」を詠っており、友人の間でも、オープンに告白していたそうです(汗)。何とも大らかな初期ルネサンス期のフィレンツェ。