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    • 2014/8/28 19:15
    • 二進法と思考の原理
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    • コンピュータは二進法で情報を処理している。コンピュータの情報処理システムを突き詰めていくと、0と1の組み合わせで情報を読み込んいるからだ。どんな複雑な情報も0と1のみで表記され、その組み合わせによって計算しているのである。

      じつは、人間の思考の原理もコンピュータと非常によく似ている。というのは、人間は言葉によって物事を考えているからだ。言葉で物事を考えると、Aの場合はB、Cの場合はDといった二極間の関係性に収斂される。要するに、時系列的なものになるのだ。

      けれども現実世界では同時並列的であり、矛盾したことが同時に起こり得る。Aの場合Bという単純なものではなく、CにもDにもなりうる。人間は物事を論理的に考え、明晰判明に認識しようと努めるが、そもそも現象には曖昧なものや矛盾したものが含まれているのではなかろうか。

      中国には陰陽五行説というのがある。この世のすべてものは、陰と陽の二つから成り立っているという説だ。だが、陰と陽は独立した存在ではなく、どちらも混ざり合って存在しているという。すべては単純に白か黒かで割り切れるものではなく、曖昧な混沌とした何かだという。太陰対極図の白の部分に黒い小さな点があり、黒の部分にも白い小さな点があるように、完全なもの、単一のものなど存在しないのだ。

      しかし、人間は物事を二進法で考えるから、善悪や正邪といった二元論で考える傾向がある。特に現代は情報化社会であり、
      知識やマニュアルが重視され、その傾向が益々強くなってきている。物事の曖昧な領域を排除し、できるだけ理解しやすい形に矮小化している。立体的で複雑な現象を平面化し、単純な形で捉えようとしているのだ。

      しかし人間が物事の曖昧な領域を排除し、二次元化しようとしても、現実世界は曖昧な領域が存在するし、三次元の立体構造である。したがってマニュアルや知識や経験も絶対的ではなく、場面場面の状況や条件によって対応も変わってくる。だから、過去の知識や経験に当てはめて考えることも必要だが、物事の本質や原理を瞬時に掴む直観力が求められているのではないか。

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