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- 2013/3/12 20:04
- ７巻が完結して
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- 今思えば、７巻連載中が一番苦しい時期だったかもしれない。
書籍化作業との並行もそうだけど、何より、"七つの大罪"の一件がキツかった。
当時のオレは『ハガレン』を読んでいなかったから、どこをどう修正すればいいのか、友人を頼って試行錯誤を重ねたものだった。
８巻の戦闘の流れも、大きく考え直す必要が出てきて、なんだか悲しかった。
けれど、作者として一番成長できたのも、７巻連載中だった。断言できる。
考え直した『できメシ』は、間違いなく以前より面白くなった。特にグーラ(旧グラトニー)は、作中キャラの中でも屈指の完成度に仕上がったと自負している。
新生"七つの大罪"と、主人公サイドの戦い。今から書くのが楽しみで仕方ないのだ。
作者は、読者がいなければ成り立たない。
需要と供給という、商業的な意味合いだけでは決してない。
読者の声に耳を傾け、試行錯誤を重ねること。昔から考えていることに固執せず、常に手を加えること。
そうして初めて、作者は本当に面白い作品を作ることができるのだろう。
大切なことを教えていただいた読者の皆さんに、改めて。
ありがとうございます。
- 今思えば、７巻連載中が一番苦しい時期だったかもしれない。
