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- 2010/4/27 1:48
- 胡瓜ブロック
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- 地味に映画が好きだったりします。全く知識もないし、足しげく映画館に通うようなわけでもないので、ささやかな趣味といったところですけど。
そんな僕が微妙にはまってるのが、キューブリック監督です。
2001年宇宙の旅とか撮ってる監督なんですが、とりあえずで観た時計仕掛けのオレンジに衝撃を受けてファンになりました。
前にも紹介しましたっけ?
おそらく色々と魅力があるのでしょうけど、言葉にできません。素人が下手なこと言ったら怖いし。ただ、キューブリック監督作品でリアリズムの大切さを物凄く学びました。
とにかく俳優たちの演技がすごい。マジで頭がいかれてんじゃないかと疑ってしまうくらい。
表情の作り方、立ち振る舞い、一瞬の眼差しにいたるまでリアリズムにあふれている。
その気迫というか覇気みたいのに圧倒されて、映画の世界に引きずりこまれてしまうんです。
そうすると監督の思いのままです。ありったけ不愉快な思いにされたり、興奮したり、緊張したり、糸に引っ張られるようにあっちこっちと感情を揺さぶられる。
リアリズムは、虚構の世界を相手に飲み込ませるための最良の手段なんですね。キューブリック監督はそこらへんの作り方がとても上手い気がします。たぶん。
話はそれますけど、絵でも音楽でも小説でも、創造するということは虚構の世界を作り上げることだと思ってます。現実には無い世界を具現化するというか。
その虚構の世界をうまく伝えるためにはどうしたらいいかっていったら、やっぱり現実感をだすことなんでしょうな。
絵でいったら質感とか、小説でいったら背景の確かさや人物造形とか。
じゃあ音楽のリアリズムってなんだろう。難しいですね。定まった形のないものに現実は存在するのか。
僕はダイナミクス(音の大小)が重要なパラメータになってると思ってます。
繊細なメロディーを激しく鳴らしても説得力ないですよね。がなりたてるコードをか細く鳴らしても、誰も驚いてくれません。
でも、甘いメロディーをささやくように弾いたらどうでしょう。とってもビンビンですね。
音の大小そのものに、なにやらの共通認識があるんでしょうね。かな。
- 地味に映画が好きだったりします。全く知識もないし、足しげく映画館に通うようなわけでもないので、ささやかな趣味といったところですけど。