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    • 2019/8/18 18:10
    • 侵襲と痛み
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    • 余計なお世話のいらない話の続きです。


      細かな神経の切断と縫合によって痛みが出る場合のことを前回書きました(ついでに、腰痛そのものが持つ不思議な痛みについても書きました)。


      手術後の痛みに話を戻します。


      術後の痛みの違いの要因ですが、その他にも、筋を切った場合と、表皮や脂肪組織を切った場合・・と言うように、切った組織の違いによっても痛みは違ってきます。


      更に、どのように縫合したかによっても違います。
      例えば、私が2年前の手術で移植片となる表皮を切り取った部分は、表皮の無くなった部分を60mmばかり無理矢理縮めて縫合してあります。ここは、元に戻ろうと皮膚が毎日引っ張られて、ずっと痛いままです(しかも、折角取ったのに移植失敗して付かなかったし、笑)。
      また、メインの手術部位は、表皮から脂肪組織までをえぐり取ってきました。たぶん、深部の筋の一部もえぐられていると思います。ですが、筋はほんの少しなので、半年ほどで動作に伴う痛みはなくなりました(荷重部なので、痛いですが・・苦笑)。


      これが、筋繊維を切って再縫合した場合などで、特に生活で常に動かし続けているような筋の場合だと、なかなかくっつきませんし、痛みも持続するわけです。


      手術において、どこからメスを入れるか・・・って事を、進入と言いますが、友人の場合は後方進入(単にPosteriorポステリオールとか言っています)、つまり脊柱起立筋群を切ってプレートを挿入したので、術後も姿勢制御で細かく動く脊柱起立筋群がかなり長い間痛かったのだと思います。

      そういった意味から、単純に椎間板ヘルニアだけの場合は、手術侵襲を最小限にするために、昨今では内視鏡による手術が主流なのではないかと思います(私が学生だった頃とは違って)。


      ただ、いくら手術侵襲を最小限にしても、前回書いたように、痛みが完全に取れるわけではありません。
      やはり、長年無理がかかってきた部分には、慢性的な炎症など、様々な痛みの要因が混在していると思われるからです。


      ですから、医師が積極的に手術を勧めているような場合ではなく、選択肢の一つとして紹介された場合は、費用対効果や術後の生活や痛みの覚悟など(実際には腰痛を完全にコントロールするためには、筋による補強などかなりの時間を費やすことになりますので、それらを含めたライフスタイルの見直しなども含めた)、様々なことを考慮して慎重に判断するべきだと考えます。


      つづく

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