吉右ヱ門さんとモバ友になろう!
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- 2020/2/5 6:55
- 2020年読書感想その1
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- 1)逢坂剛【闇の平蔵】★★★半☆
新年一冊目。
逢坂版鬼平三作目。
帯に「誰もその男の顔を知らない」とあるように、ごく近しいものにしか顔を見せたことがない平蔵。ミステリアスでクール。
これはもしドラマ化したら、誰がやるんだろう。声のシーンが多いから、声の良い人がいいなぁ。
今回は可久という女狐キャラが加わり、どうかしたら主役。すごく華やか。
若手の同心仁兵衛との絡みが楽しい。おもに若手がねーさんにからかわれて遊ばれてるから尚更微笑ましい。
前二作とはなんだか趣きが違うかな。
全部を説明しない感じも良い。可久の胸中をもっと知りたい!
1/3読了
2)石田衣良【絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15】★★★半☆
シリーズ15冊目。
マンネリ化と思うか解決の効率化の結果と思うかは貴方次第!
前半二作は胸糞悪い。
・目白キャットキラー。
動物愛護法はできたものの、器物損壊で訴えた方が罪が重くなる謎。命の重みとは。解決法にすかっとせざるを得ない。
・西池袋ドリンクドライバー。
ひき逃げ犯を探しながら緑のおばさんを続ける夫婦、抜け道の狭い通学路でスピードを出す車へのお仕置き。この手の阿呆はわいて出てくる。一人で手痛い自損にあわない限り。
・要町ホームベース。
引きこもりとそれを食い物にする企業のお話。でも、親としては藁にもすがりたくなるよなー。
・絶望スクール。
日本を夢の国だと思って、借金してまで日本語学校に通い、アルバイトを掛け持ちさせられ、法外な部屋代を搾取される留学生たちのお話。
なんか、この中国人版もあったなぁ。両方可愛い女の子だったなぁ。外国で騙すのは意外と同胞だったりするのよねー。
とりあえず、石田さんがトランプさん嫌いなことはよくわかった。
タカシは人情に触れたいお年頃なのかもしれんね。マコトの解決法はあったかいから。
1/5読了
- 1)逢坂剛【闇の平蔵】★★★半☆