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- 2011/5/7 22:03
- 真夜中のひとりごと116
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- 今日、友達の、通夜だったんですよ。
ソイツはですね、いわゆる、「バンドをやってる友達」だったんすよ。
こんな事をこぎゃんとこに書くつもりはさらっさら無かったんですが、彼の生きた証、「モアモア」というバンドを是非皆さんに聴いて頂きたく、そして心の中に留めておいて欲しいと思い、親指にて文字を連ねる事にしました。
彼とは小学校中学校と同じ時を過ごし、高校時代は同じバンドで同じ時を過ごしたんですよ。
色々あって僕は辞めたんですけど、当時から相当なロック魂を持ったバンドだったんですよ。
僕が辞めた後ですけど、熊本のローカル番組「ハイスクール天国」の主題歌を歌ったりもしたんですよ。
高校卒業する時のライブでは、300人を動員して、箱を満タンにしたんですよ。
東京行ってからも、更に磨きがかかり、2枚程インディーズからCD出したんですよ。
順風満帆な時に、脳の病気でぶっ倒れちまったんすよ。
手術しても5年以内の生存率25%だったらしいんすよ。
しかも成功しても、記憶とか失うかもしれんらしいんすよ。
でも、「死ぬまで音楽やる!」とか言って、手術しなかったらしいんですよ。
んで、5月6日です。
一足先にいきやがった。
奇しくも、往年のロックスター達が死んでいった年齢と同じ年に行きやがった。
死んだ時、心臓も呼吸も止まってんのに、「おー!」て4回叫んだらしいっす。
ヴォーカリストとしての、最後の叫びであり、意地であり、歌だったのではないかとお母さんが言ってました。
そん時、いきなり雨が降り出して、すぐ止んだ。
彼の、涙ではないかとお母さんが言ってました。
最後までロックンロールな奴だった。
俺は、コレほど崇高な男を見た事が無い。
平穏な日々を生き、平和ボケしとるバカは今すぐ聴け!
何の感情も持たず、ただ日々を怠惰的に散漫と生きとるバカは今すぐ聴け!
「モアモア」
一人の男が作り上げた灼熱の生きた証が、ここにあるんです。
- 今日、友達の、通夜だったんですよ。