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- 2009/5/7 2:05
- 『イカした風俗嬢、就職難を嗤う!』
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- 人から聴いた話しですが、
彼にはひとりの女友達がいました。
彼女は、ルームメイトと一緒になかなか高級なマンションに住んでいた。
若いのにどうしてそんな高級なマンションに住んでたのかというと、そのルームメイトってのが、いわゆる風俗店で仕事をしている女性で、更に、店の仕事の他にも、“パパ”がいた。
そこからも小遣いを貰ってたから、相当羽振りが良かったわけ。
彼もそのルームメイトに直接会った事はなかった様だが、友達から彼女の話を聞かされてたそうだ。
そのルームメイトの“パパ”は、実は身体障害者だという。
その話を聞いて、当時の彼は不快感を感じ「アンタのルームメイトは障害者を食い物にしてるのか」と友達を非難したらしい。
しかし彼女は、別にルームメイトを庇う風でもなく、変なことを言う人だと言う顔で、「パパが彼女にぞっこんなのは、障害者だからといって特別に情をかけたりすることがなくて、普通と同じ様に食い物にしてるからじゃなぃ?」と答えた。
“普通と同じ様に食い物にしてる”という言葉が、逆説的で、それでもなぜか温かい感じがして驚いた。
驚いた以上に、ものすごく恥ずかしい気持ちになった。
不快感を抱いた時点で、差別の心を持っていたから。。。
安っぽい正義感の化けの皮が剥がれる時ほど恥ずかしく思えることはない・・・
けれど、そんなルームメイトも、「私もそろそろ真面目な仕事をしてみたいなぁ」などと言い出した。
「セックスの次に好きなのが洋服だから、ブランドのお店で働こうと思うのよね」なんて言い出した。
それで、友達としては、「大学出たって就職先が無いっていうこのご時世に、そんなに上手く仕事が見つかるはずがないじゃない。世間知らずにもほどがあるわよ」とアドバイスしたのですが、ルームメイトは「そうでもないかもしれないじゃん」という顔をしていたという。
ヤル気のあるうちにと、さっそく某ブランドの店にズンズン入って行って、「仕事を下さい」とひとこと言ったら、即日、就職が決まったという。
これには、その友達もびっくりしていたそうです。
欲しいものがある。
やりたいことがある。
だったら、それが欲しい、それをやりたい、って素直に言えばいいだけ。。。
案外、カンタンなものかもしれない。
- 人から聴いた話しですが、