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    • 2018/4/12 22:12
    • 4月12日
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    • フランスが核保有した最大の理由が米国の核の傘の信憑性にあったのは周知の事実。
      米国はNATOに属する国家がなし崩し的に核保有国になる事に反対していた。50年代に既に核保有していた英国は兎も角として、大国たる仏までもが核保有する事になれば、NATOにおける米国の軍事的プレゼンス縮小が確実になる。
      それだけは避けたかったが、仏の大統領は超が付くほどのリアリストで軍人たるドゴール将軍だった。
      ドゴールはケネディ-に対し
      「米国本土が核攻撃されるリスクを取って欧州のために核抑止力を使用するのか?」
      と迫った。
      それに対しケネディーは明確に返答できなかった訳だ。
      それをしてフランスは米国の核の傘。拡大抑止なるものが信用できる代物でない事を確信したわけだ。
      英国にしても、同じ旧西側の欧州国家としてソ連の核に如何に抑止力を効かせるか考えれば独自に決定権を持つ核保有しか、ソ連の核に対抗できる手段が無い事は理解していたわけで。
      他国の核に頼る事が如何に危うい事であるか承知していたわけだ。
      日本においても60年代の岸信介政権時代既に核保有を検討した事実もある。考えが深い為政者においては国家が他国の核の脅威に抑止力を効かせるには決定権を持つ核保有しかない事は理解していたんだな。
      以後の首相においては、実弟の佐藤栄作も一時は核保有を考えた様だが、予算委員会の審議において非核三原則なる綺麗事を肯定してしまった建前上、二度と核保有なる現実的国家防衛施策を口にできなくなったのはある意味において皮肉な事だ。

      それ以後の首相においては政権基盤の脆弱さもあってとても核保有などを考慮する事はできなかった。
      国民においてもある程度のレベル以上の者においては核保有が他国の核脅威に対する只一つの手段である事は理解できるのであるが、レベルの低劣なる物若しくは己で思考する癖無き物は米国の核の傘が恰も確実な事の如き思い込み、そこで思考停止してしまうのだろう、それは知的レベルの問題であっていたし方無き事である。

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