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    • 2007/11/27 19:24
    • 本の話
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  • "アバター"
    • ―――とある、男の話をしよう。
      彼は物書きを志していた。
      青年期に読んだ小説に影響を受け、自分もこういうものを作ってやろうと、固く決めていた。
      ある一つの疑問を抱えていた。
      彼らのようになるにはどうすればいいか。
      その、根底的ともいえる疑問が、彼を悩ませていた。
      だが、彼は書いた。
      とことん、書いた。
      書いて、書いて、書き抜いた。
      その疑問を振り払うかのように、書き続けた。
      そして、青年が青年でいれる、最後の年に彼は、ある一本の作品を書きあげた。
      それは、どんな運命か。
      どんな、神の気紛れか。
      様々な紆余曲折を経て、彼の抱いた憧れへの煌めきとか、描いた夢とか、儚い希望とか、そういう綺麗で、でも少し切ないものが詰め込まれた、彼自身の青春とも言える作品を、売り出すことになった。
      ――――さて、彼はどうなったのか。
       
       
       
      ――――まるで爆発のようだった。
      2001年、12月30日。
      彼の生み出したその作品は、その年の日陰者(オタク)文化の頂上に君臨した。満を持して、というべきなのか、彼の生み出したキラキラは三年の月日を得て、は、自分たちにキラキラを与えてくれた。
      その新星は確かに日陰者たちの心を掴んで放さなかったのである
      だが、ブームは、流行りは、流行は、確かに消え去ってしまう。
      それは娯楽にカテゴライズされるものにとっての、いわば、一つの死である。
           化け物
      だが、この作 品はそんな悲しみの連鎖すらも嘲笑うかのように、蘇ってくれた。
      それは、静かに、それでも猛々しく、再燃した。
       
       
       
       
       
       
      劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景
       
       
       
       
       
       
      この化け物の名を眼球に脳髄に神経の奥底にまで叩き込んでおけ。
      きっと後悔はしない。
      いや、させない。
      努力で奇跡を生み出した男『奈須きのこ』の記念碑的作品『空の境界』
      これがつまらないはずがない。
      疑うことはない。
      躊躇うことはない。
      その眼で見てくれ。
      そして大いに撃ち震えてくれ。
      この化け物に巡り会えた運命に。
       
       
       
       
       
      と、まあ美辞麗句を書き連ねてきた訳ですか。
      いよいよ、しあさってですね。
      空の境界 第一章公開開始。
      やっとですね。
      自分は福岡なので見れないんですけどね!!
      今日は劇場記念の文庫本を買ってきましたよ。
      講談社版もありますが………
       
       
      新人も古株もない。
      今はただ、この奇跡を映画館にいる皆で、見届けようぜ?――

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