日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2021/11/24 11:26
- スクレガメフ帝国からの追放
-
- コメント(0)
- 閲覧(2)
-
-
- 魔族の襲撃によりトフシフア村が壊滅してから3ヶ月が過ぎた。賢者ダーサイは戦火を逃れ、スクレガメフ帝国にたどり着き、古い友人の勧めにより立法府の議員補佐官となった。
だが、帝国の皇帝は暴君として君臨しており、立法府は機能していなかった。皇帝の暴政を食い止めるために、ダーサイはさまざまな提案を行ったが、議員たちに採決されることはなかった。
次第に補佐官としての立場に迷うようになったダーサイの提案は次第に控えめになり、議員たちからは「無能者」扱いされると国外追放処分となり、再び国を追われる身となってしまった。
「また、やり直すのか……」
イケイテの谷の賎民からスヌトソフの賢者となったが没落したダーサイに安住の地はあるのか。彼がスヌトソフ帝国で学び、テズアス王国を治め、トフシフア村で教理を説いた日々は忘却の彼方へと去った。栄光の日々を取り戻すため、悲嘆に暮れた彼は涙を拭い歩み出すのであった。
- 魔族の襲撃によりトフシフア村が壊滅してから3ヶ月が過ぎた。賢者ダーサイは戦火を逃れ、スクレガメフ帝国にたどり着き、古い友人の勧めにより立法府の議員補佐官となった。