ぽんきちさんの日記

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- 2012/10/22 12:55
- ゾッとした話　その２　長編
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- お店の修理受付をしているＦさんに起こった、世にも奇妙な出来事です。Ｆさんは超が付く程几帳面なタイプで、お客様一人一人に「いらっしゃいませ！」と店内一大きな声で挨拶をし、体を４５度以上曲げてお礼をする程でした。その日の朝もＦさんと朝礼前に珈琲を飲みました。この時点では全くいつもと変わらないＦさん、朝礼後私は外回りの為お店を出ました、午前中の仕事を無事に終え、お店に戻るとＦさんも丁度ﾗﾝﾁを取る所で一緒に食べる事にしました。ﾃｰﾌﾞﾙを挟み向い合せに座り「いただきます！」の合掌。Ｆさんはこの時も頭を深々と下げていました。ﾗﾝﾁを食べた後、雑談をしている時ですいつもとは何か違うＦさんに気付き視線を送りました。（・・ん！何だ？）Ｆさんのアゴの下に大きなホクロが見えたのです。気になり尋ねました「Ｆ君！アゴの下にホクロ有ったっけ？」するとＦさんは、突然の質問にﾋﾞｯｸﾘした表情で答えました「いっいえ　あっ有りませんけど・・」「そっそっか」「あっ　はいっ」その後も会話は盛り上がらず、二人は深い眠りに入った。ﾎﾟﾛﾘ～ﾝと携帯のｱﾗｰﾑ音で目をさまし午後の外回りを始めた。そして閉店間近に事件は起こった、サービスマンも混み合う店ﾚｼﾞを応援する事になっており、Ｆさんも対応に追われていた。何度もおじぎをしている姿は、まるでキツツキみたいである。そんな時Ｆさんを見ていたお客様の多くは不思議そうな顔をしていた、中には二度見をされるお客様も居ました。私はその異変が気になりＦさんの元へ駆け寄った。そして話掛けようと顔を見た次の瞬間、「うわぁー」と叫んでしまった。Ｆさんのアゴの下に有ったホクロのような物が更に大きくなっており、アゴ下から右の鎖骨辺りまで真っ黒になっていたのです！驚いた私は「ど～したんや！　首は大丈夫か！」と恐怖心を抑えながら黒いアザに触れてみました。人肌の温かさと少しの汗、そしてﾇﾙﾇﾙ感・・？うわぁ～　指が黒くなったぁ～　黒いアザの正体は、無数に入ったボールペンの線跡でした・・・ｷｬｯﾌﾟをしていなかったﾍﾟﾝが胸ﾎﾟｹｯﾄから１本はみ出しており、おじぎをする度に１本また１本と黒い線が増えていったようである＠＠　本人は全く気付いていなかったようですが、周りにいた社員は何も知らない素振り・・この会社怖ぇ～～思わずゾ～～ッとしました。　これは体験談で　笑いを求めるものでは有りませんｗ