ぽんきちさんの日記

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- 2012/10/21 4:35
- ゾッとした話　長編
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- 正直、霊感は強くない方なのですが、見てしまいました・・
  いつも夜遅くまで仕事をしているのですが、その夜は追加の仕事が入り特別遅くまで外回りをする事になりました。そう、その追加が無ければ、良かったのに・・・　　追加の訪問先は、よりによって街から随分離れた山々に囲まれた小さな町でした。目的地に到着するまで、あと少しの所に差し掛かった時、野菜畑が見えてきました。当然周りは暗く外灯などは有りません車のヘッドライトだけが唯一の視界です。道幅も狭く不慣れな場所の為、極力スピードは抑えて走行していたので、近くの状況は良く見えていました、そして農道の交差点をゆっくり右折した瞬間、私は思わず叫んでしまいました「わぁあああああ！！」　真っ暗な畑の中に真っ白な服を着た老婆が長い棒のような物で畑を耕していたのです！　まさかこんな暗い時間に人がいるとは思ってもいませんでしたし、恥ずかしながら小心者ですのでﾋﾞﾋﾞﾘましたね。心臓をﾊﾞｸﾊﾞｸさせながらもうしばらく車を走らすと、やっと現地に着きました。明るい空間に辿り着き人と出会えた安心感から、私は先程体験した事を話のﾈﾀに切り出しました。「いやぁ～真っ暗なのに畑で働く真っ白いお婆さんが居たので、幽霊かと思いましたよｗしかし夜遅くまでよく働くお婆さんですよね！」すると先程まで笑顔で迎えてくれた御主人の表情が豹変し、思いもよらない返事をくれた。「あの畑には、婆さんは居ないよ！」えっ？　ゾクッ　私の背筋は凍り付き一瞬時間が止まりましたが、我に戻り再び問い掛けました「いっいや！私は見ましたよ！長い棒のような物で畑を耕しているお婆さんを！！」すると今度はすこし怒りの形相で御主人は叫んだ「だから！婆さんは、いないって！　あれは、じいさんだよ！」・・・・ﾎﾟｯ　私の顔色は青から赤へ変わったのは言うまでも有りません・・・「恐い」と「おもしろい」は紙一重である　長い文でごめんなさいｗｗ