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    • 2012/5/31 11:19
    • クバルテイン第2パーチ
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    •  不法滞在は禁領探索の前線基地ともいえる“宿木”提供の宿泊休憩施設、パーチへとやってきた。

       今回、不法滞在がやってきたのはクバルテインの第二パーチと呼ばれる場所である。
       パーチは各国に多数存在するが、規模の大きな特定の禁領にアタックする場合は定められた二つの大型パーチを利用するように取り決められている。
       そのひとつが、今日やってきたこの第二パーチだ。
       第二パーチの担当は、クバルテインの西部一帯に存在する大規模禁領。些国との境となる“ラドン大荒漠地”や、南西地域を埋める“ポートロヒ火岩道”。そして特殊禁領の“飽和圏谷《スハラルシャ・ラタト》”等がある。
       しかし、旧代遺跡や特殊禁領と呼ばれる場所は、緊急探索計画や特別探求者以外の侵入がまだ認められておらず、実質このパーチで受けられる探索計画はラドンかポートロヒの二地形のみとなっている。

       大規模禁領用に指定された大型パーチといえども、その構造自体は他パーチと変わりなく、非常に単純だ。
       宿兼酒場であり、パーチの要となる大きな建物が一つと、それに付随する建物が幾つかあるだけ。

       各国に二つ存在する大型パーチは、建物それぞれが大きくしっかりと造られてはいるが、所詮それだけだ。大した違いはない。

       ──違いはない、のだが。

      (人が、多い)

       不法滞在は建物の周りで屯《たむろ》する人々や、物を地面に広げる商人達を苦労して避けつつ、目的の建物──探索計画の提示や禁領品の鑑定等を行うパーチの中心施設目指して歩く。
       通常のパーチを基準に考えると、十倍に届くかという人だかり。
       建物の規模を考えると異常としか言いようのない数だったが、それにも理由はある。
       こうした大型パーチは、禁領探索の準備に勤しむ探求者と彼らを支援する宿木の人員に加えて、禁領の状況を監視する為に七王国から派遣されてきた者達や、禁領の特異性を研究するべく学術組織からやってきた学士も中継基地として利用するからだ。
       人がある程度以上増えると、それを当てに商人達が集まりだすようになる。
       そして商人が持ち寄ってきた品々に釣られて、禁領に何の関わりもない旅人すらパーチに立ち寄るようになる。
       流れとしてはごくごくありがちな単純なものだ

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