ロブ・サスケさんの日記

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- 2009/5/27 18:53
- 虫の世界の掟破りその２
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- ～～虫の世界の掟破りその１～～からお読みください。
  
  ～～虫の世界の掟破りその２～～
  モコモコ苦しみもがく悲鳴が心を撃つ。もう我慢ならん、いくら自然の掟であっても節理であってもこのロブの目の前でこのような光景を見せ付けた蟻達。直ぐさま近くにあったスコップを翳し、ブロック塀を叩き蟻達を威嚇した。蟻達は威嚇に驚いたもののご馳走を前に怯まない。モコモコと目があった、哀しみに充ちた神に救いを求めているかのような目だ。瞬間に、、、、パンパンぺぺんパンぺパンパン。次々と蟻達は死んで行く潰れて行く部隊は乱れ散り散りになる直もモコモコに襲い掛かる蟻にベシッパンパンパンパンパンパン！怒りに燃えたロブのスコップは容赦なく蟻を叩き潰し蟻達は退散する、ええーぃ逃がすなあーパンパンパンパンべしべしパンパン
  
  どれぐらいの短い時間がすぎただろう。戦場には蟻達の死骸が無惨に散らばっていた。風が死骸を吹き飛ばす。やりすきた。深い後悔にかられていると目の前にモコモコが上体を上げ下げしている。言葉はわからないが助けていただき、、、、なにかそういって身体で表現しているかのようだ。しかし一匹のモコモコを救うにしては多くの命の犠牲を出してしまった。
  もういいもういいもういいいいから身を隠しなさいモコモコはいつまでも身体を動かして上体をゆさぶっていた。
  
  モコモコもさりしばらく死骸を眺めていたがあることを思い付いた。ポケットに飴があった。しばらく飴を舐め蟻達の死骸の散らばる中には置いてやった。すまない。、、、、、
  
  ロブは馬鞍の手入れにとりかかった
  
  風がひゅーっと流れていった