のりたまさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2016/6/14 12:25
- 三尾の狐16
-
- コメント(4)
- 閲覧(12)
-
-
- 車を近くの駐車場に停め、彼女のお友達が居るであろうアパートの二階を見上げる。
車から降りると、異常な寒さで震える。
真冬の夜ということもあるが、周辺に充満する霊気がのりたまを震えさせていた。
彼女『師匠、裏から部屋を視てもらえませんか?』
そそそそそそそっちは、行きたくないんだよ!
(。>д<)モー!
手をガッチリ掴まれ連れていかれ、ブルブル震えながら見上げると
のり『……え?……な何で?』
アパートの裏側は北側になるのだが、その北側の窓にはカーテンが無い。
部屋の中が丸見えなのだ。(下からは見えないけどね)
のり『お友達、住んでるんだよね?』
彼女『ええ。住んでるんすよ。でも、こっちがわのカーテンを着けたがらないんす。おかしくねーすか?』
うん。怖いくらい変だ。
彼女『で、ですね。私、何となくなんすけど、気になる場所があるっす。関係ないかもですけど、師匠視てもらえませんか?』
さらに嫌な予感。
掴まれたままの手をグイグイ引っ張られ車に乗せられるのりたま。
彼女『すぐそばにあるんすよ、そこ。』
その場所は、2分もしない内に着いた。
途端に、吐き気と頭痛が襲いかかる。
何だ?ここは?
住宅街の一角なのだが、一件分の更地が目の前にあった。
……ここだ。
あのカーテンの無い丸見えの部屋の原因がここなのだ。
そして、あの赤い女の正体も。
続く。
- 車を近くの駐車場に停め、彼女のお友達が居るであろうアパートの二階を見上げる。