ペンギン太さんとモバ友になろう!
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- 2010/6/2 23:05
- もう無理もうダメ誰か助けて
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- みんな、俺の世界で1番嫌いなやつ知ってるよね?
さっき寝っころがって仰天ニュース見てたら
どこからともなく何かが部屋の中飛んだのよ
うわぁ!てめちゃビックリして
本気ででかい声出した
多分真下の大家さんブチギレかな
その何かはカーテンにひっついた
俺はその時必死に祈った
『せめてカナブンでありますように!せめてカナブンでありますように!』
一瞬のうちに多分だけど13回くらい唱えた
だけど現実はあまりにも残酷だった
そう、やつは紛れも無く
『GOKIBURI』だった
俺が世界で1番嫌い、いや苦手とするやつ
まぁ今はそんなことはどうでも良いのだ
俺は生と死の間をさ迷い続けていた気がした
もしこれが大分の家なら
誰かに言えば良い、なんとかなるのに
兄なら『は?それくらい自分でなんとかしろ』と言い
父親ならば『焼いて食ったらうめーぞ!多分』と茶化し
母親は『男のくせに情けねーなぁ』と言いながらもビニール袋でGOKIBURIを掴んで、その袋を結んで外にポイっとしてくれていた
『男のくせに情けない』
そんなことはどうでも良いのだ
いくらプライドの高い俺でも(?)
GOKIBURIが出た時は
自分の命が第一優先、男としてのプライドなどくそくらえだ!
それより
死んだじーちゃんにいたっては
素手でGOKIBURIを捕まえて
必ずそこで一言『ほら!コウタロウ!アブラムシ捕まえたぞ』
素手でやつを掴むのはまさに棚からぼたもち…
てゆか俺は『コウタロウ』ではありません笑
それより今はこっちの話!
どこから来たのかGOKIBURIちゃん
開いた窓からか隣の部屋からか
はたや大家さんのいたずらか…それとも大分から一緒に来たのか…さてはともあれ
俺は本当に気が動転した
今は1人暮らし、頼める家族はいなかった…
本気で大家さんを呼ぼうかと考えた…
どうして良いかわからずしばらくうろたえた。
とりあえずドンキに行ってゴキジェット買ってこよう…
そう思い 押し入れのへそくりに手を伸ばそうとしたその時!
いつの間にかやつは押し入れの扉にしがみついていた!
俺は背中の翼をもがれた気分だった…
俺の頭の中は恐怖と絶望に満ちていた
生きる道を絶たれたのだ
しかしチャンスは今しかない!
俺は目に入ったチラシの束を丸め
一思いに30秒ためらった後、懇親の力を込めてBUTTATAIた!
やつは即死だった
俺は勝ったのだ
人類の存亡をかけた勝負に!
熊本県民の、地球人の未来を守り抜いたのである
きっとあなたもやればできる
完
- みんな、俺の世界で1番嫌いなやつ知ってるよね?