宙波さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2014/7/1 4:05
- 境目
-
- コメント(1)
- 閲覧(7)
-
-
- ある日突然襲ってくる。
自分の思考を丸々ぽっかり包み込むような、黒いポリ袋みたいなものが頭に被さったみたいに。それ以上も以下もなく、その暗くて狭い、息苦しい範囲で完結を図るしかないことに気づく。
なんのために生きるんだろうかと、
これ以上生きる意味があるんだろうかと、
何回考えて、何回宙にテレパシーみたいなものを送ってみたことか。
返事なんて返ってこないのも知っている。
誰かの助言を聞くのも一つの手なのかもしれない。誰かの生き方を参考にするのも手なのかもしれない。自分自身で見つけて掴んだ人もいるわけで。
それでも何だろうか。誰も知らない、誰にもわからない答えであって、宙に浮いているような気がするから、誰かに尋ねて見れば良いものを、誰も居ないところで一番投げ掛けている気がする。
漠然とした恐怖感が一番死に近い気がする。それは昼間であったり、夜であったり、あるいは明け方であったり。突然やってくる。
上手くまとまらなかった文章を、紙ごとくしゃくしゃに丸めて投げ捨てるように、命もまたそれくらいの勢いで、ある日突然投げだしてしまうものなのかもしれない。
考えられなくなって
考えることが怖くなって
そんな風になった自分を自分自身がわからなくなって
何にもわからなくなって捨てる。
わからないところは飛ばしてきた。考えないふりをした。時々は適当に穴埋めなんかもした。でもそれはその場しのぎで、結果になって自分に返ってきた。
まるでテストの答案用紙みたいだと思った。あるいは宿題なのかもしれない。
終わらない宿題に途方に暮れている。
わからないことに対しての恐怖というものは、
未来を考えた時と、死んだ後どうなるのかを考えた時と、あまり大差はないのかもしれない。ただ、どちらかに気持ちが傾いた時に選ぶ道が、人それぞれ変わるだけの話であって。
突然やってくるその瞬間に
耐えられるほど生に今、執着がなくなってきてしまってる。
- ある日突然襲ってくる。