ｍａｎｐｅｉさんの日記

- 2012/2/21 13:37
- 由美とアオムシ
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  　由美と遊んだ帰り道の出来事。由美が、道端にしゃがみ、なにかを見ている。（なにか、みつけた？）「なぁんだ、アオムシか。」「あお・むし？？」「うん、アオムシ、大きくなると、ちょうちょになるんだ。」「へぇえ、ちょうちょになるんだ。何色のちょうちょになるの？」「うーん、色はわからん。」「ちょうちょになるんだ、、、」由美は呟きながら、その生き物に見入っていた。しばらくして、由美はそうっと手を伸ばして、アオムシを捕まえて手のひらにのせた。アオムシを気味悪がらない由美に驚いた。さらに、一匹手にのせた。僕が三匹目を、手にのせた。由美は、嬉しそうだった。由美は，アオムシを両手で優しく包んだ。その手はまるで、チューリップのつぼみの様だった。僕は尋ねた。「アオムシ、どうするの？」「お庭に運ぶの、大きくなったら、お庭でちょうちょと、遊ぶの。」と瞳を輝かせて、こたえた。
  
  　　その日の夜、僕は、不思議な夢を見た。