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    • 2012/9/30 13:02
    • 特別な日ー1
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    •  少年s市に来て、2年が過ぎた。あやまちを犯し家にいれず、飛び出したのだ。少年は、今年のクリスマスは家で過ごしかった。少年は、父に謝罪の手紙を書いた。しかし、父が許してくれるかは分からない。少年は手紙の最後に書き加えた。「もし、許していただけたら、庭のニレの木に赤い布を結んでください。」
       少年の家のすぐ脇には鉄道が通っていて、列車から、庭のニレの木が見えた。
       少年は、駅に向かって歩いていた。駅前の商店街は、クリスマスで賑わっている。音楽が流れ、家族連れの買い物客達。ローストする七面鳥の匂いもたちこめる。けれども、商店街から1ブロック隔てた所では、ドラム缶に廃材を燃やして暖を取る人たちと痩せこけた猫の姿があった。
       少年は、どんなご馳走よりも、母が焼いたパンケーキと姉さんが作るスープが食べたかった。
       少年はf市に着いた。少年の家は、a市。ここで、列車を乗り換えなければならない。(父は、許してくれるだろうか。)
       少年はポケットの中に手を入れて、お金を握りしめていた。もし、許してもらえなかったら、引き返す金はないのでした。
       ホームのベンチに座ったまま時が流れる。アナウンスが響く「a市行き最終列車です。この列車はa市行き最終列車です。まもなく発車します。お乗りの方はお急ぎ下さい。」
       少年は、立ち上がり、列車に背を向けて歩きだしました。(厳格な父が僕を許すはずがない。)
       いくらか歩くと、大きな荷物を持った貧素な服装の婦人が立ち止まり、「すみません。もし、できましたら、荷を運ぶのを手伝っていただけませんでしょうか。」
       少年はうなずき、荷物を持って、列車に乗り込みました。(すぐに、降りればいい。家には帰れない。)座席をとり、荷物を棚にあげ、列車を降りようとした時、急に乗客が増して、降りる事が出来なくなってしまいました。


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