残夢★さんとモバ友になろう!
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- 2017/10/12 14:22
- review(*´∀`)/233
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- 『ら』
2014年
監督:水井 真希
STORY
マユカは、アルバイトから帰る途中で突如見知らぬ男にさらわれてしまう。
恐怖にすくむ長い夜が明けると彼女は自由の身となるものの、男の凶行は止まらず被害者はさらに増えてしまう。
解放された彼女は普段の生活に戻るものの、心に負った傷は底知れぬ影を落とし、暗い森で迷子になったかのようなマユカの心をさいなみ続け……
感想
監督の実体験を元に作られた映画のようですね(。>д<)
内容は陰湿で、なかなか残酷なお話です...
因みにタイトルの『ら』にはこのような意味意味合いが↓↓
『拉』
ら・らっ・ろう・みじ-く・ひし-ぐ
ひっぱる・押し付けてつぶす・無理に連れて行く
この作品では拉致・暴行・レ〇プなど、目を背けたくなる描写が、描かれていて、観ているのが辛いです(TT)
身の回りで現実に起こっていると思うと尚更...
何か事件が起こると、マユカの心象風景を間に挟んでいくというような感じで話は進んでいきます。
この心象風景が独特で、強いメッセージ性を感じるんですが、なかなか理解に苦しむ...
全体を通して、現実に起こっている性犯罪をしっかり描いていて、被害者の心情を深く掘り下げている点など、見応えがありました(^-^)
また、男の見方と女性の見方が違うと思うので、その変もこの映画の良さかも。
映画のインパクトも素晴らしかったですが、水井真希が放った一言もインパクト大です↓↓↓
『その被害を訴え出ない者も
被害を忘れなさいと諭す者も
被害の発生を知らない者も
現行法の生易しさも
みんな性犯罪者の味方だ 』
- 『ら』