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    • 2018/1/26 5:17
    • 突然訪れた空いっぱいの星空
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    • 目が覚めたのだろうか……?

      分からない……

      まだ眠っていて夢の中、心地よいまどろみのなかで感覚だけが目覚め、感触のない空気でも捕まえようとしているかのような薄い感覚。果たして今ここが現実なのか、知らぬ間にやって来てしまった天の草原か、または闇以上の漆黒に包まれた地獄の世界なのか。

      僕は今どこにいるのだろう……

      それでもやがて視界がはっきりと認識できるほど覚醒してきた後に、懸命に過去を探ろうとするが一切の景色も浮かぶことはなかった。それでもなお、抗うように思い起こそうとするが、そのもがきを嘲笑うかのように記憶の門は開いてはくれない。就寝のためこの場にいることだけはすぐに理解することができた。もちろんだ、寝床にいるのだから。

      『ふっ…… そんなこと、誰でもすぐに気がつくか…… 』

      軽く苦笑いがこぼれる。しかし、報告の期限があるわけではないが、今ここで起きている事実を…… 現実を理解できねば自分の時の流れを進める事を僕は選択できなかった。今は寝床にいる、それは睡眠のためである、 そこまではわかる。では、いま目の前で広がっている景色はどう説明をつければ納得できるのだろうか。世の中には、非現実的だったり理解の範疇を越えた事実というのが希に存在する。だが、これは…… とにかく分からなかった。いや、認めたくないと言った方が適切なのかもしれなかった。

      『枕の近くに広がった納豆ご飯』

      褐色の広がり…… それがそこには確かにあった。目を背けても、労働後の足の裏のような神秘的な芳香が存在から遠ざかる事を許してはくれない。しかしやがて、頭のなかに酔っ払った『カトちゃん』の姿が浮かび上がり…… 悟ることができてしまった……

      あ、昨日飲みすぎた♪…… と(にぱっ(*^^*)


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