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- 2012/2/25 0:09
- 犬とチョコレート
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- 犬にチョコレートを与えてはいけない、ということはたぶん、皆さんご存知だと思います。
でも、なんでダメなの？
そんな疑問もあると思います。
ちなみに、私もその疑問を持つ１人でした。
漠然とチョコレートはダメ、とは知っていましたが、なんで？と思っていました。
そんな疑問を解消しようと思います。
実はチョコレートというものは、犬の好物に近い味だそうです。
犬は案外、甘いものが好きなんです。
ならいいじゃん！
そうじゃないんです。
犬や猫にチョコレートを食べさせると、チョコレート中毒になります。
症状は、嘔吐や下痢、興奮、発熱、運動失調、痙攣、発作など。血尿や脱水をおこしたり、昏睡状態に陥り、死にいたることもあります。
チョコレートに含まれるテオブロミンと呼ばれる成分が原因です。
このテオブロミンはチョコレート以外にも、シロップや製菓用チョコレートやココア、コーラ、お茶にも含まれるます。
では、中毒になるかもしれないテオブロミンの量を説明したいと思います。
体重１kgの犬に対し、100mg～200mgで中毒、250mg～500mgあれば致死量と言われます。
これをチョコレートの量にすると、製菓用チョコレートで20g～40gになります。
チワワくらいでしたら、製菓用チョコレートの２欠片で死んでしまうことになりかねません。
たまに、｢この子はチョコレートが好きなの～｣とおっしゃる飼い主さんもいますが、できることならすぐに止めてください。
犬や猫にチョコレートを与えるという行為は極端に言うと、毒薬を与えていることと同じことです。
本当に犬や猫が好きなら、｢ペットの好きなもの｣を与えるのではなく、｢与えても大丈夫なもの｣を与えてください。
体に悪いものはたいてい、体に貯まります。今は大丈夫でも次に大丈夫かはわかりません。
- 犬にチョコレートを与えてはいけない、ということはたぶん、皆さんご存知だと思います。
