▽ヨコチン▽さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/10/8 7:09
- 中間テスト2
-
- コメント(3)
- 閲覧(22)
-
-
- 『社会の時は急にお腹が痛くなってテストに集中できなかったのです…』
『アンタは本当に集中力は無いけど、適当な嘘をつくのはやめなさいね……なんで素直に謝れないの怒りを通り越して悲しくなる…ハァ~………』
妻の深い溜め息からの長い沈黙が続いた。
娘はチラチラの横目から、真っ直ぐに父親の僕の顔を見る。
その瞳は、どうするの?どうするの?っと訴えかけているようだ。
僕は声を出さずに『あ・や・ま・れ』と何回も口をパクパクさせて娘に伝えた。
『パパの遺伝子が勉強しようとする頭を邪魔するのパパの子供としては出来すぎだと思うのですが……』
娘は『あ・や・ま・れ』を
『あ・れ・い・え』に解釈してしまったようだ。
おまけに僕が軽い冗談のつもりで言った『パパの遺伝子が勉強の邪魔をする…なんてな(笑)』を、冗談と思っていなかったようで、軽くアレンジまでしていた。
『親をバカにするよう事を言ったら許さないよ家から出ていきない
』
そう怒鳴ると妻は立ち上がり、娘の学生鞄やらセーラー服やら目につく娘の私物を窓からポンポンと外に投げ出してしまった。
娘は口パクを読み取る能力が低いだけではなく、空気を読む能力も低いようだ。
妻の怒りの矛先がコッチに向けられるのも嫌だったが、いい加減な言葉を名案と勘違いさせてしまい、そのままにしてしまった僕にも罪はあるのだと思い、その訳を妻に話そうとしたその時だった。
『アナタも怒ってあげなさいよだいたい大人をバカにし過ぎてるのよ
』
妻が物凄い形相で僕を見て言った。
『あぁ…ん…いや…しかし…』
僕が曖昧な言葉にならない言葉を並べるている間に
『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…』
娘は泣きながらひたすら妻に謝っていた。
妻と娘の緊迫した状況なのだが、そんな時にでも僕は娘に突っ込みを入れたくてウズウズしてしまっていた。
娘が泣きながら謝る『ごめんなさい』が、ハリセンボンの春菜がコントの時に使う言葉の言い回しに似ているのだ。
『おまえはハリセンボンか』
僕は突っ込みたい気持ちをひたすら我慢した。
おわり
まぁ~この後にちゃんと訳を話して、この話は終わったんですけどね。
もう一波乱ありそうと思った人には、アッサリと終わってしまってスイマセン
それと台風接近中にバカ日記なんて書いてスイマセン
- 『社会の時は急にお腹が痛くなってテストに集中できなかったのです…』