X…さんの日記

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- 2011/9/9 21:38
- 嘘の倫理
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- 嘘って、
  つくほうが
  嘘か本当か
  決めるもんじゃなくて、
  つかれたほうが
  決めるんですよ、きっと。
  
  もちろん
  嘘つくほうは、間違いなく
  嘘ついてんだけど、
  嘘つかれたほうにも、
  それが嘘なのか本当なのか、
  決める権利があるっていうか。
  
  嘘をつかれた人は、
  それを嘘のまま信じてもいい。
  それで特に不具合がないなら、
  それはそれでいいのです。
  
  嘘をあばいて
  得になることがなければ、
  かえって時間のムダに
  なるかもしれない。
  
  論理的に
  問い詰めてしまうタイプの人間は、
  (私も、ちょっとその気があるが...)
  
  相手にウソをつかせてしまうことが
  あります。
  
  ウソを見抜きたい、
  本当のことを知りたい、
  と思いながら、
  問い詰めているのですが、
  
  相手が論理的に考えずに
  感情的に選択したり、
  思いつきでしゃべるタイプの場合は、
  かえってそうなりやすい。
  
  こんな言葉を思い出します。
  
  「見抜く価値のあるウソ」と
  「見抜いても仕方がないウソ」
  というのがある。
  
  ウソは絶対にゆるさない、
  なんて思っていると、
  見抜いてもしょうがないウソに
  長々と付き合わされることになります。
  
  ウソついてるな、でも
  問い詰めたところで、
  本当かウソかあばいたところで、
  どうにもならないな、
  っていうラインが見えたら、
  それ以上は突っ込まない。
  
  これ、大切だなって思います。