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- 2016/11/4 2:31
- カダフィー大佐を知ってますか? 1
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- カダフィー大佐は2011年10月20日、69才で反カダフィー派部隊の国民暫定評議会によって殺害されました。
1969年のリビア革命によって政権を獲得。2011年に至るまでの長期にわたり独裁政権を維持したが、2011年リビア内戦によって政権は崩壊します。
日本でのカダフィー大佐のイメージは何でしょか?頭のおかしな変人?恐怖政治を仕切る独裁者?
では
1:国民が小学校から大学にいたるまで、教育費が一切無料。
2:病気や怪我での治療、どんなに大きな手術をしても一切の 医療費が無料。
3:電気代が無料。
4:家を買うときには、政府が500万円支給。
5:車を買うときには政府が半額支払う。
6:ローンの利子はゼロ。
7:そして、税金がゼロ。
こんな国が現実にありました。どこだと思いますか?
この国は、カダフィー大佐が独裁政権をしいていた「リビア」です。
カダフィー大佐が政権を取るまで、リビアの富である石油の利権は欧米に流出し、国民は貧困に苦しみ続けていたのです。
彼は政権を取るとリビアの石油を国営化し、利権の流出を止めその利益を国民に還元し、国民が豊かに暮らせる国家を樹立しました。
そして「アラブの春」と言うプロパガンダの元、反政府活動が起きます。その構造は「民主主義vsカダフィー」のように報道され、やがて「カダフィーから国民を守る」と言う名目の元、NATO連合軍が半年間で8000回もの空爆を行います。
リビア内戦は次第に拡大し、反政府デモから半年後の8月、首都は陥落し、カダフィー大佐はそれから2ヶ月後、殺害されます。紛争は終わりました。
しかしなぜリビア一国に、NATOや欧米の過剰な介入があったのでしょうか?
カダフィーはアフリカの富である地下資源を有益に利用することで「アフリカ通貨基金」「アフリカ中央銀行」「アフリカ投資銀行」の3つの柱を作ることで、アフリカ統一通貨を作り、アメリカドルの支配をなくし、豊かなアフリカを作ろうとしていました。
そしてその計画は、欧米諸国の不利益を招くと言うことです。
- カダフィー大佐は2011年10月20日、69才で反カダフィー派部隊の国民暫定評議会によって殺害されました。