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    • 2012/1/5 16:50
    • 記憶と写真
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    • 先日、家族が旅先で写真を撮っているのを見て改めて思ったことがある。



      記憶とは脳が外部の刺激を都合良く変換し記録したものに過ぎない。



      つまり、今目の前で起こった事は、本当は実際に起きていることかどうか分からないということだ……。



      写真とは、現実を記録する道具だ。



      だけど、僕たちは本当のところ、それが正しいものかどうか認知できない。



      そこに矛盾というか、虚しさがあるとぼくは考えてしまう。



      現実とは不確かで曖昧であるものだ。
      だからこそ現実は、人によって見えているもの、感じているものが違うのであり、“面白い”と言えるのだ。



      すべからく、“その現実”を誰にとっても唯一無二のことのように見せることに何の意義があるのだろうか?


      ぼくにはその価値がよく分からない。
      ……これはぼくが虚無主義者だから思うことだろう。




      思い出とは記憶に感情が付随するものであってこそ、“思い出”だと思う。
      混沌とした記憶の源泉から感情と共に浮かび上がってくる頼りない儚げなものこそ、ぼくは美しいと感じるし、感動する。



      ぼくは何も写真が嫌いだと言ってるんじゃない。
      写真を記憶するための道具として簡単に使うのが嫌なだけなのだ。
      だからぼくは旅先で極力写真を撮らない。
      常にファインダー越しの世界に感動などない。




      結論として、カメラとは本当に難しい道具だと思う。
      写真を一つの表現手段にする人間はすごいと思う。


      なにせ、誰もがそこにあると思っているようなもので、誰もが思ったことのないようなことを思わせなければならないからだ。

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