シャロックさんの日記

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- 2014/7/31 15:14
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- 見れば、エレンは俺の事を相変わらず上目使いで見上げている。『普通の少女』になって覚えた、俺に『お願い』する時の萌えポーズだ。
  
  イヤ、萌えは余計か（苦笑）でも結果俺が萌えてるだけだし。流石にエレンもそこまで考えてやっているとは……いやいや。待てよ。俺の趣味はエレンも承知しているわけで。だったら、むしろ以下検閲削除。
  
  「あの……玲二？やっぱり飼っちゃダメなの？」「えっ！？あ、い、いや。そ、そのなんだ。ちょっと考え事してて……」び、びっくりした。
  
  俺が変な妄想を膨らましているのを、気付かれたのかと思った……。「いいんぢゃないか、ウチで飼っても。結局誰が飼ってもこの村の中ぢゃ変わらないだろ？なら犬好きで、懐かれているエレンがこの子犬を飼ってやるのが一番だと思うし」「ほ、本当！？本当に飼ってもいいの、玲二？」「あぁ、もちろん。
  
  でも大変だぞ、世話するの」「うん、大丈夫。ちゃんと世話するからっ♪」嬉しそうに、はしゃぎながら子犬を抱き上げるエレン。子犬はエレンが嬉しいのが分かるのか、嬉しそうにしているエレンの頬を舐めている。
  
  俺の時とは随分な違いだな、犬。エレンはエレンで、くすぐったそうにしているが、まんざらでもないらしい。尻尾があれば、絶対エレンは振ってるだろうな。 ……バター以下略。まぁ、兎に角。やっぱりエレンは子犬チックだと思う。「あははははは♪ 良かったね、レイジ。
  
  飼っても良いって、玲二が許してくれたわよ」「ぶふっ！？ちょ、ちょっとエレン！」思わず口にしたお茶を吹く。「なに？」「わふ？」「げへ、ごほっ……。な、なに？ぢゃなくて。
  
  その子犬の名前……」俺は、子犬と一緒にきょとんとしているエレンに問いかける。「えぇ、この子の名前『レイジ』って名づけたの。良い名前でしょ？」「いや、良い名前って……それ、俺の名前と同じぢゃ……」「だって……。私が一番好きな名前だもの。
  
  ２番目はエレン。３番目は……まだ、だから。ダメ？」やっぱり上目使いで俺を見上げるエレン。ちょっと困った表情で首をかしげるポーズも、俺の琴線にばりばり触れてるんですけど。