◆迷宮◆さんの日記

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- 2012/3/3 2:12
- 一年
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- 前に書いた日記から、一年経ってしまいました。
  ご無沙汰し過ぎて、これを読む方もそんなにいないかなと思いますが、何となくやはり書きたくなり、久しぶりに本格的にログインしています。
  モバゲーも色々変わったみたいですね。
  私の周りも……目まぐるしく変わりました。
  大事なひとが、いなくなることが続いていって、ちょっとしんどい日々でした。
  寂しくても、逆にモバに入るのも怖くて。
  離れるだけなら良いんですが、
  先月、父親代わりだった祖父が亡くなりました。
  生粋の地元の人なのでそれなりの葬儀が必要だったので、何だか怒涛のように時間が過ぎて行きました。
  疎遠になっていた親戚と改めて色々話したりして、それだけは葬儀ってありがたいなと思ったり。
  おじいちゃんが、最後にみんなで仲良くしろよ、と見守ってくれていたのかもしれません。
  定期的に入院する予定の朝に、タクシーで行く筈が呼吸が止まってしまい、救急車で行く状態で亡くなってしまったので私は最後を看取ってあげられなかったのですが、その前日。
  私は何故かとても実家に帰りたかった。
  平日は疲れてしまうからあまり思わないことだったのだけど。
  あの時、少しの時間でも帰っていたらもう一度話せたのかな。
  最近、死別生別が続いて人と関わるのが怖い部分があったのですが。
  
  おじいちゃんと１月に交わした最後の言葉。
  帰宅しようとする私におじいちゃんが、
  「〇〇(私の名前)、頑張れよ」
  とたった一言言われました。
  無口で頑固な人で、すぐ怒る人でなかなかそんなことは言わない人なので聞き違いかとすら思って、
  「え？」
  と聞き返したら
  「……頑張れよって言ったんだよ！」
  とちょっと怒ったように言い、中に引っ込んでしまって。
  今は、耳に何度も繰り返して聞こえます。
  
  頑固一徹で怒ってばかり、すぐに手を差し伸べたりなんてする人ではなかったけど色々考えてくれていたんだなと今になって思う。
  
  落ち着いて、やっともう一度言葉の重みを噛みしめています。
  私は確かにとにかく頑張るしかないのを、一番分かってくれていた。
  おじいちゃん、育ててくれてありがとう。
  色々としんどい日々だけど、頑張って生きていきます。
  
  迷っても、道を切り拓いて歩いていくしかない、私の人生を。