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    • 2018/9/29 9:41
    • スプリンターズS 2018 ~人形浄瑠璃~
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    • ◎15 ムーンクエイク

      人形浄瑠璃は、日本史の授業で聞いたことがある程度、もしくは「文楽」という名で時々TV放映されているような、というのが普通の感覚かも知れませんが、太夫(だゆう・語り部)、三味線、人形遣いが三位一体となる人形芝居の古典芸能です。
      文楽は人形浄瑠璃の一派で大阪を拠点とし、歌舞伎と同じように全て男性が担い手となっています。

      ①江戸人形浄瑠璃 『生写朝顔話』~宿屋大井川の段~

      ところが先日、ひょんなことから、女性が担い手の「江戸人形浄瑠璃」を鑑賞してきました。太夫も女性でした。(残念ながら、人形舞台しか撮影許可を頂いていないため掲載できませんが…)
      これは決して異端というわけではありません。全国の伝統的人形芝居が衰退したものの、生業としては無理でも全国各地にまだ様々な形で生き続けているのです。(文楽にしても2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されたものの、その後、大阪市からの助成金廃止問題が起こりました)
      私個人は、独特の語りを聞き取れれば、かなりクールな芸術だと思います。ただ、それプラス教養が必要ですね。

      ②映画『心中天網島』(1969年、監督:篠田正浩)

      この作品も先日、劇場で鑑賞。原作は人形浄瑠璃の大成者・近松門左衛門。舞台はもちろん大阪。
      モノクロ映画ながら古風というより実験的作品です。時折、意図的に黒子(画像の右)が登場し、ある種の異化効果を出しています。鑑賞者の感情移入をあえて遮断させることによって(「映画は作り物」とほのめかし)、上手いアクセントとなっていると感じました。また若妻がお歯黒をしているのも、特にグロテスクに感じませんでした。

      ③文楽『イエス・キリストの生涯』

      もし、これを外国の方にお見せるなら、即座に文楽の凄みを理解して頂けるかと思います。伝統から外れた演目や字幕に反対される方もいますが、私はこちらでも一向に構いません。
      「エリエリ・ラマ・サバクタニ」
      (わが神、わが神、何ゆえ私をお見捨てになったのですか?)

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