ご主人様★さんとモバ友になろう!
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- 2011/12/27 3:18
- 前日記の続き3
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- その時はがむしゃらになってどこまでも走っていきました。気が付いたらちょっと遠い大きな公園に着いていてもう夜の11時を回っていて辺りも暗く人もいません。
わたしはわずかに持っていたお金で自動販売機で暖かい飲み物を買い『お母さんなんか…絶対に帰るもんか…』と呟きながら飲み物を飲んでいました。
そして眠くなってきてしまったのか今日はここで寝よう…とベンチで横になりました。
するとわたしはお父さんの夢を見ていました。
わたしがすごく小さな頃の時でお父さんに抱っこされている夢でした。そしてお父さんに言われました『寒くないか?大丈夫か?よしよし…香奈…お仕事お疲れ様。本当に頑張ったね。本当に頑張ったよ。もういいじゃないか、ゆっくり休んで明日から学校に行こう、な?友達とだって遊びたいだろう?お父さんは香奈が楽しく生きている方が幸せなんだよ』という。
わたしは『うん。ありがとう』としか言えませんでした。
そしてお父さんが言いました。『香奈がお仕事すごく頑張ってたのはお父さんが一番知っているよ。だからもういいんだよ』
と言いつつずっと抱っこされていました。
お父さんはわたしにひげを剃ったあごでわたしの頬をグリグリしてきてチクチクしてちょっと痛かったけれど夢の中なのになぜかすごく暖かくてお父さんの愛情の温もりまでもすごく伝わってきました。
そしてお父さんは
『でも……』
少し戸惑った感じで言います。
わたしは『なに?パパ~』そしてお父さんは最後に言いました。
『もっと…もっと香奈の事見ていたかった…いつもお仕事で頑張ってる香奈じゃなくて…本当は香奈に会いに行きたかった…でもこうして会えたんだから喜ばなくちゃね…香奈…本当に愛してるよ』と言われまたあごでグリグリしてきて目が覚めました。
もうすっかり朝になっていてお腹も空いたし家に帰ってもお母さんはいないだろうと思い家に帰りました。やっぱりお母さんの姿はありませんでした。
また遊びにでも行ったんだろうと思い家にいました。けどなぜか昨日の夢が頭から離れなくて『そういえばお父さんどうしてるかな?場所も覚えてるしちょっと会いにいこうかな』と家からお金を取り出してお父さんに会いにいこうとしたその時、家のチャイムがなりました。お母さんが帰ってきたのです。
そしてお母さんは突然泣き崩れてその場でしゃがみこんでしまいました。
- その時はがむしゃらになってどこまでも走っていきました。気が付いたらちょっと遠い大きな公園に着いていてもう夜の11時を回っていて辺りも暗く人もいません。