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- 2013/6/29 7:08
- Magic wars~少女の秘密と少年の正義~
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- 第二章続き
その日の昼休み真白は咲夜に色々質問をしようと思っていたがあっという間にひとだかりができたので諦めて学食にむかった。
学食にむかうと遼がいたので隣にすわった。
「遼いっしょに食べようぜ」
「なんだ真白か。どうせならかわいい女の子から誘われたいぜ」
と話してると
「お隣よろしいかしら」
と金髪碧眼のお嬢様が隣にすわってきた。
「もちろんだ、エリス会長」
と二人同時に言った。
彼女はエリス・スカーレット。イギリスからの留学生で魔法学園マクスウェルの生徒会長である。遼が副生徒会長である関係から真白とも仲が良い。
「あいかわらずお二人は仲がよろしいんですわね」
「そうでもないぜ」
「こんな奴となかなんてよくないぞ、勘違いしないでくれ」
などとくだらない話をしながら三人でたべていると
「シロちゃ~ん、遼せんぱ~い、エリス会長~♪」
と慌ただしく走ってくる茶髪の少女がいた。彼女は日向さくら。真白の後輩で幼馴染みで佐奈と親友の少女だ。
「みんなでいっしょに食べませんか♪?」
と屈託のない笑顔でいってきた。
「もう食べてるよ」
「いつものことだろ」
「あいかわらずさくらは元気ですわね」
といいながらさくらのためにとっておいた席に案内した。
いつも昼休みにはこの四人で集まって昼食を食べるのが日課である。
いつもの様にくだらない話を四人でしていると不意にさくらが
「今日転校生きたんでしょ?シロちゃん、遼先輩どんな子だった?」
と聞いてきた。
「それは私もきになりますわ」
とエリスも話にのってきた。
「かなりの美人だったぞ。大和撫子って感じだったな、真白」
と遼は答えて真白に話をふった。
だが真白は「ああ…」とだけ答えてすぐに会話をやめた。
(さくらにはいえない…佐奈に瓜二つなんて…)そう思いながら
「ところでさ…」
とさりげなく話をかえた。
そのあともくだらない話をして真白にたちの昼休みは終わっていった。
- 第二章続き