スカリ◆さんとモバ友になろう!
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- 2012/7/26 19:11
- 全て終わりました
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- 7月23日、入院。
薬を服用したり、明日の為の準備が医者の手で着々と進められる。
あまり眠れなかった。
24日、お産と言う形を取って、いよいよお腹の子と対面する。
午後2時頃、膣坐薬で陣痛が始まる。
午後4時頃、痛みは激しさを増し、吐き気や頭痛が始まる。
昼ご飯も全て吐いてしまう。
午後5時過ぎ激痛を我慢し、分娩へと向かう。
激しい腹痛と腰痛が1分置きに襲ってくる。
助産師が「もう少しだよ」と言ってる。
午後5時45分、398gの男の子を産んだ。
その小さな小さな男の子は、呼吸をしようとしてるように口を開ける仕草をする。
見た瞬間、とても可愛くて涙が止まらなかった。
そして私は、「ごめんね」と何度も言ってた。
人工保育器に入ってもダメなの?
最後のあがきのように助産師に聞く私。
「あなたは悪くないんだよ…」静かに助産師は答えた。
産後の処置が終わり、病室に戻ってきて休んでると、助産師が手形と足形を持ってきてくれた。
指の先ほどしかない小さなその手は、しっかり5本の指があった。
午後9時頃、処置が終わりきれいに拭かれた赤ちゃんを病室に連れて来て貰った。
見れば見る程可愛くて、また涙が止まらなかった。
ご飯が喉を通らなくなった。
夜中、無性に赤ちゃんに会いたくなって、預かって貰ってたけど病室に連れて来て貰った。
2時間程2人きりにして貰った。
冷たくなった赤ちゃん。
小さな口も、手も、足も、愛おしくて愛おしくて、たまらなかった。
25日退院予定だったのを、大事を取って1日伸ばす事になった。
やっと入れたシャワーでも、歯を磨いてても頭の中は赤ちゃんでいっぱい。
今日、とうとう最後のお別れの日。
業者の方が用意してくれた棺に、服を着せ赤ちゃんを寝かせた。
花を飾って、手紙を添えた。
火葬場に行き、1人で骨を拾ってきた。
そんなに拾う骨もなかったけど、骨壺も壷入れもちゃんと用意してくれてた。
片手にすっぽり収まる小さな骨壺を抱え、無事に家に帰って来ました。
心配してくれた仲間、日記を読んでメールくれた皆、暖かい言葉本当にありがとう。
気を紛らわす為にゲームしてもコメは返せないと思います。
落ち着いたら、元気に戻って来ます。
待っててくれるとありがたいです。
今日はゆっくり休みます。
おやすみなさい。
- 7月23日、入院。