シン兄さんの日記

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- 2012/3/12 0:09
- マジ日記
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- 今日で震災より一年。
  
  あの日は用があって仙台に行く予定だったんですが、会社の送別会があり、一日仙台行きをずらして夜の為に仮眠をしてました。
  
  愛犬が落ち着きなくウロチョロとしてるので目が覚めた途端にあの揺れ。
  
  慌てて立ち上がり愛犬を左手に抱え、右手でテレビを押さえてると洋服タンスは倒れてくるわ、窓はヒビ入るわで寝てたら下敷きになるとこでした。
  
  うちは横浜なんですが高台にある為ハンパない揺れ…
  
  家族誰とも連絡が取れず、小さい姪っ子がいる妹の様子を見に行こうとクルマで家を出ても１時間で100メートル動いたかどうかくらいの混雑。
  
  そして、気仙沼にいる親戚や会うはずだった仙台の知り合いの安否の不安。
  
  不安が募るだけで何も身動きが取れなず時間だけが過ぎていきました。
  
  幸い家族は歩いて無事に帰宅。
  
  もう何日も経ってからですが仙台の知り合い、気仙沼の親戚も災害伝言板にて安否確認が取れました。
  
  震災で沢山の方の命、沢山の方の大事なモノがなくなりました。
  
  ただ不謹慎かもしれませんが改めて自分は一人で生きてるんじゃないと実感しました。
  
  色んな人に支えられて生きてる、そして反抗期とかもあったけどやっぱ何かあれば家族は心配…
  
  家族の絆も今回改めてハッキリと見えた気がします！
  
  被災地にボランティア行ったとき、子供たちに何がほしいと聞いたら
  
  「みんなの笑顔」
  
  って言ってきた子供がいました。
  
  次にボランティア行ったとき、その子供たちとボール遊びをする時間があったのですが、帰るときのあの子供たちの泣き顔と「また来てね」の言葉は忘れられません。
  
  それとこんな言葉もありました。
  
  「町は少しづつ元に戻っても人の命は帰ってこない。」
  
  「ホントの復興は無い」
  
  それが家族を亡くした方達の本音だと思います！
  
  今こうして当たり前のように生きてる一日は、生きれなかった人が生きたかった一日である。
  
  これを胸にこれからまだまだ沢山の現実と向き合いながら自分なりに復興への手助けが出来ればと思います。
  
  改めて哀悼の意を表したいと思います。
  
  長々とすいませんm(__)m
  
  一言で言えば、みんなとの絆も大事にしたいってことです