くろやんさんとモバ友になろう!
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- 2014/2/16 8:13
- くろやん妄想戦記96(最終話)
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- 「へへっ……みんな行っちまったな…」
かつての戦友を、沈む夕日とともに見送るゴンザレスは、誰に語りかける訳でもなく呟いた。
「ああ…それぞれの家族の元に帰るのさ(´=ω=`)」
「くろやんの旦那は、これからどうなさるんで?」
「そうだな…俺は…(´・ω・`)」
くろやん…
くろやんや…
「はて? 私を呼ぶのは誰かしらん?(´д` 三 ´д`)」
「旦那? どうかしましたかい?」
ゴンザレスは、また悪い病気でも始まったのかこの野郎と思いつつ、一応、心配している面持ちで伺った。
「いや、誰かに呼ばれた様な…(;´3`)>」
くろやん…
くろやんったら!
もう! こっちを見なさいったら!
プンプン!!
「!?(´・ω・`)」
「旦那!?」
「……ゴメン、やっぱ気のせいだったわ。まっすぐ帰るのもアレだし、一緒にガールズ・バーにでも行かないかゴンちゃん?(゚∀゚)」
「おっ! 流石はくろやんの旦那! わかってらっしゃる! そこに痺れる、憧れるぅッ!」
くろやん達は、町外れにあるガール・ズバーへと歩き出した。そこで待ち受けるのは、黒ギャルではなく高齢者女性とも知らずに。
ちょ…!? ええっ!?
くろやんったら! 気づかないで行っちゃうの!?
今度は異世界で、暗黒大邪神と壮絶なバトルが待ってるんですけどぉ!
ねぇ! ねぇったら!!
かくして、くろやんとその仲間達の闘いの幕は降りた。いや、実はまだ始まったばかりかも知れない。
……ほら、聞こえませんか?
あなたの住む街で、犬が鳴くのを止めないのを。
きっとそれは、くろやんが側を通りかかった産物かも知れませんよ。
くろやん戦記 ―完―
- 「へへっ……みんな行っちまったな…」