くろやんさんとモバ友になろう!
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- 2013/10/14 6:28
- くろやん妄想戦記3
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- くろやんはウシウス兵に半ば強引に連れられ、城へと辿り着いた。罪人の如く、或いは、晒し者的な縛り方をされて…。
くろやんはそのまま、ウシウス王の待つ部屋へと通された。
王は肩まで伸ばした銀髪と、胸元まで届きそうな髭をたくわえていた。そして、様々な宝石が散りばめられた、絢爛豪華な鎧を身につけていた。自国の、しかも拠点である城内においても国王が甲冑で身を守る…まさに、世は戦乱であった。
「おまえがクロヤーンか?」
「あの…わたくしが何か致しましたでしょうか?(´;ω;`)」捨てられた子犬みたいに震えるくろやん。
「む? 何も聞いてはおらぬのか?」
「聞くも何も、いきなり大勢で現れてわたくしをロープでグルグル巻きに…その時の族長は何故か嬉しそうでした(´・ω・`)」
「そうであったか…では、あらためて総理大臣のタロネスから説明させよう。タロネス。」王が言い終えるのと同時に、小柄のでっぷりとしたタヌキ顔の初老の男が、恐縮した様子で部屋に入ってきた。
- くろやんはウシウス兵に半ば強引に連れられ、城へと辿り着いた。罪人の如く、或いは、晒し者的な縛り方をされて…。