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- 2013/9/26 0:55
- 親子
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- 親の心子知らずとはよくいったもので、私は親になった経験が無いから本当にその通りの娘です。
でも、親だって子供の心を知らないんだから同じじゃないかとさえ思っています。
父は母にとってはダメで最低な男だったかもしれないが、私にとっては優しい父親だった。
普段、土日など休みが取れない父は私に学校を休ませてまで一緒に遊んでくれた。
父が洋画を見てる隣で私が横になり、いつの間にか寝ているとお布団へ運び一緒に寝てくれた。
とにかく父が大好きな私は父が帰ってくると、もう済ませたはずのお風呂に一緒に入るぐらいだった。
でもね、本当はね、お母さんとも一緒に楽しくお風呂に入りたかったんだよ？
隣で眠って欲しかったんだよ？
お母さんが大好きだったから、傷つくのが怖くて、諦めてきたことがたくさんあったよ？
だって、私が求めるものをお母さんが与えられないのは知っていたから・・・知っていても口に出してしまったのは寂しくて仕方なかったから。そして、母は私を拒絶した。
それでも、あなたが私をちゃんと育ててくれた事は感謝しています。
お互いに傷つけ合ったね。私はまだ幼く子供でひどい言葉をたくさん言ったね。
あなたはそんな私に耐えられず、逃げ出したかっただろうなって思う時が少しありました。
お母さんとあんたは一緒には居ない方がいいんだ。
それが、あなたの私を拒絶した言葉だった。
散々、あなたを傷つけて当たり前な結果なのに・・・あたしはまたその言葉に傷ついたのを覚えています。
お母さん、あなたのお母さんやお父さんがあなたを大切に育てたかというと、それは違ったよね。
だから、甘え方を知らないお母さんは、あたしを甘えさせる方法を知らない。
ペタペタしたことのないお母さんは、あたしのペタペタするのには耐えられなかったんだよね。
でもね、父に怒られ過呼吸になりそうなぐらい泣く小さな私を抱っこして、背中をトントンと叩いてくれた温かさは忘れたこと無かったよ。
私が落ち着くまで、ずっと抱っこして優しく背中をトントンしてくれた。
もしも、この先私が子供を育てることがあるなら、私もあなたのように優しくトントンしてあげられる母親になりたいと思うよ。
ありがとう、お母さん。
- 親の心子知らずとはよくいったもので、私は親になった経験が無いから本当にその通りの娘です。
