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- 2010/4/23 20:36
- ベンチプレスは万能か?!
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- ベンチプレスは胸のトレーニングの代表格だが、果たして胸にとって一番効果的なエクササイズと言えるだろうか。
この疑問を持っているトレーニーは多いだろう。
ベンチプレスをやりこんでも思ったような効果が出ず、メニューから外す人も多い。
僕もその一人になりかけている。
きっかけは、三土手さんの記事だった。
胸に効かせるベンチプレスはおかしいという主旨で、その中に、
「試しに肩と肘を平行にして下ろしてみて欲しい。何の負荷もかかっていないのにあまり深く下ろせず、肩にストレスがかかるはずだ」
といった事が書いてあって、文の通りしてみると、その通り、肩より肘を低くすれば楽々下ろせるのに、平行だとキツい(皆さんもしてみて下さい)。
僕はフリーウエイト種目ではなるべく自然な動きをとりたいと思う。
しかし、ボディビルでは肘を張れ肘を張れと言う。
フォームについての厳守事項も多すぎる。
胸を張る、肩甲骨を寄せる、乳首の少し上に下ろす、胸で挙げるよう意識する、ブリッジを組む時に臀部が浮かないように等々。
つまり、そこまでしないと胸に効かないのだ。
そして、それを全て守っても、体型体質が合ってなければ効かない。
・撫で肩
・リーチが長い
・肩がストレスに耐えられない(肩を痛めやすい)
・猫背で肩が前に出ている
こういった人は効かせづらい。
木澤選手は撫で肩で、僧帽筋が際立っているが、ベンチプレスではどうも胸に効かないらしく、ペックデッキフライのみに変えてから改善したと言う。
それからベンチの問題。
・シートの横幅が長い(30cm近い)
・ベンチが高い(ブリッジを組んだ時足の裏全面が床に着かない)
BIG3の中で、こんな種目が他にあるだろうか。
例えば、スクワットは脚のエクササイズだが意識せずとも四頭に効き、同様にデッドリフトも背中に効く。
フォームを徹底しなければ対象筋に効かないのはベンチプレスだけである。
と批判ばかりしているが、僕はベンチプレスをメニューから外す勇気が無い。
折衷案として、今度からベンチプレスだけは効きを度外視して、ひたすら重量を伸ばすことだけを考える。
胸のためのベンチプレスではなく、ベンチプレスのためのベンチプレスをやる。
そして、フライやプルオーバーで効かせる。
こう考えました。
- ベンチプレスは胸のトレーニングの代表格だが、果たして胸にとって一番効果的なエクササイズと言えるだろうか。