龍馬くんさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/5/3 15:34
- 小さなおじさんの話 (2楽章)
-
- コメント(1)
- 閲覧(26)
-
-
- 「親指くらいのおじさんが、お風呂場にいたんですよ~」
「それは、おじさんが覗いてただけやろ…」
TVの中のやり取り。
金田一京助と言う人物を知ったのは、小さな物語が最初だった。
コロボックル:蓮の葉の下に住む神様」
佐藤さとる著「誰も知らない小さな国」を初めて読んだのは、小学生の頃だった。
目にも止まらぬ速さで活動する、親指ほどの人達と、特別な目を持った少年との物語。
衝撃を受けた!そして、その神様?に会いたい。そう、思った。
アイヌ民族は、日本と言う島国の先住民であったらしい。
その生活領域は、現在の九州にも及んだ。
しかし、南に入った侵略者に追われ、北へ北へとその住処を移動し、海を渡り北の島にたどり着く。それが北海道。
「ユーカラ」と言うアイヌ民族の叙事詩に魅せられて、京助は北海道に向かいその民族と生活を共にした。
「言葉の通じない世界」でも、いつしか彼らは京助を迎え入れた。
アイヌの人達は「全てのモノには神が住む」と考えていた。
コロボックルもその中の一神である。
金田一京助、言語学者として功績を残している。
国語辞典の編纂にも係わり、その名前を目にした人も多いはず。
だが、民族学者としてもその功績は群を抜いている。
「親指くらいのおじさんが、お風呂場にいたんですよ~」
「えー!!それは、コロボックルと言う神様で、僕もお会いしたい!!」
これでは、TVの番組としては成立しないかw
残念な事でありますが…。
- 「親指くらいのおじさんが、お風呂場にいたんですよ~」