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    • 2013/7/1 13:14
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    • 「戦わずして勝つ」とは?

      この言葉は、思っていた以上に深みがあることに最近気づきました。普通、「勝つ」とは、「戦いに勝つ」ことを意味します。ケンカして勝つ、スポーツで勝つ、など、対戦の結果として「勝利」があるわけです。

      しかし、「戦わな」ければ、どうやって「勝つ」ことが出来るのか? 戦闘に勝つことは、大事かもしれません。しかし、先日ある戦略コンサルの人が、その会社の人の言葉として紹介していたのは、「全力でやるのは次善の策だ」という言葉だったんです。全力を挙げて仕事をして、成果を出すのは大事。しかし、「やらなくて成果を出す」のは、もっと良い。やらないですむならやらないにこしたことは無い。そういうことだったんです。

      私が気づいたのは、孫子が言う、「勝つ」とは、「目的の達成」ということなんだと言うことです。「勝つ」、しかも「戦わずに勝つ」ためには、「勝った状態」を定義する必要があります。何をもって「勝つ」というのか、基準がいるんです。その基準が、「目的の達成」なんですね。中国の統一が目的であれば、敵国と兵を争わせて勝つのではなく、戦力を温存して敵国を従わせるのが最上。

      戦略とは、目的達成の手段であることは前に書きました。目的が達成できるのならば、戦って資源を浪費せずに、戦わないほうが良いに決まっています。孫子は、「目的を達成する」という、「戦い」の上位概念に着目して「戦わずして勝つ」と言ったのだと思っています。戦って勝つのは下策。最初に目的ありき。そういう意味をこの言葉は含んでいるのだと思います。

      企業間戦争でも当然同じです。相手とシェア争いをして勝つのではなく、目標は自社の利益だとすれば、いたずらに相手とのシェアを意識することなく、利益を出せばいいんです。

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