けんぴさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2012/10/30 8:27
- 第二部
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- 駄菓子屋で必死に「10円アタリ」とか出るお菓子を買って、皆で一喜一憂することも無いでしょう。私が通っていた老舗の駄菓子屋3店舗は、今は全て無くなっていました。
500円玉の心強さ。500円玉を持っていれば大抵欲しいものが買えました。今じゃ小学生さえ何万という大金を持ち歩く時代。お金が無くても、ゲーム機が無くても、その体一つで、友達がいればなんだって楽しめたはずです。
公園に電灯なんてありませんでした。18時には辺りは真っ暗です。それでも皆でドロケイを続けます。すると誰かのお母さんがベランダから「みんなもう時間よー」と言うと、皆家に帰り、また次の日も飽きずに遊んだものです。
携帯なんてもの、大人達にもまだまだ普及していませんでした。ですので、友達の家の電話番号は大体覚えていました。今でも言える自信はあります。
冬になると、雪が降ります。
積もれば大騒ぎ。示し合わせたかのように、皆集まって雪合戦をして遊びます。
雪食べまくりました。
今じゃ過保護な親は、雪なんて汚い、増してや風邪引くから外にでちゃダメだなんて言い出し兼ねません。
今、「子どもは風の子」という言葉も耳にしなくなりました。
「家にいると邪魔だから外で遊んできなさい」なんてこと、小さい頃はよく言われます。
お菓子食べるとご飯食べれなくなるよ!
ゲームは1日30分!
お母さんが預かっておくからね。
そして返って来ないお年玉...
ハサミやカッターを持ち寄って秘密基地を開拓し、投棄されたカービィの縫いぐるみにビビって必死に逃げた経験も無くなることでしょう。のちに神として祀りました。
段ボールに落ち葉を敷き詰め、その中で毛布を掛けて、外で寝るなんてことも無いでしょう。あれは馬鹿でした。
外のベンチに座ってたら、飛んでいたカラスがピンポイントに膝の上に糞を落とし、しかもその糞が何故か紫色だということもないでしょう。
現代が悪いとは言いません。
しかし、中国の思想家孔子はこう言いました。
「故きを温ねて新しきを知る、もって師となるべし。」と。
温故知新の精神を忘れてはいけません。
「最新○○」
「新しい考え」
新しいから良いものとは限りません。
今ある古いものは、良いものだからこそ残っているものが沢山あります。
私は今だに忘れません。
イモムシを必死に育て、あと1日で蝶に孵化するところでクラスメイトに潰され、静かに泣いたあの夜を。
- 駄菓子屋で必死に「10円アタリ」とか出るお菓子を買って、皆で一喜一憂することも無いでしょう。私が通っていた老舗の駄菓子屋3店舗は、今は全て無くなっていました。