‡ヒﾛ‡さんの日記

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- 2010/11/7 22:34
- 嘘
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- この世界は偽りに満ちている。目に見えるもの、耳で聞こえるもの、鼻で香るもの、口で食べるもの。世間に溢れる情報を鵜呑みにして、知ったような口を聞く。｢あんたに何が分かる？｣そう言われそうな勢い。己が生きる生涯で、世界の真実の１％すら…。資金を操り、情報を操り、国民を操り、意思を操り、まるで僕らは人形だ。いつからだろう、全てが偽りに見えて、真実は埋もれてしまったように、感じるようになったのは。素直に物事を見れない。｢俺を信じろ｣｢私がずっと傍にいるから｣｢守るって決めたんだ｣なにもかも嘘。明日はいつも曇り空で、晴れる日はいつ来るのか、雲の向こうに陽があるなんて、そんなの知ってるけど、そこまで跳ぶ元気は無い。明るい未来が見えない。夢はあったような気がしたけど無くした。何が楽しくて今生きてるのか、聞かれたら答えられない。今の僕には何も無い。世界はカラッポ、空もカラッポ、表面で笑う政治家や、操作された情報を流すキャスター。彼等を取り上げて、それが我々の理念とでも言うように、当たり前に汚い正義を振りかざす。裏側で泣く政治家や、真実を探して殺されるジャーナリスト。真実は、ただ真実でしかなく、国にとって正しいかと言われて、そうでない時の方が多い。この国にとって、頭がいいというのは、国の正義に沿っているかどうかに左右される。きちんと言うことを聞く犬。それがヒトとして間違いだとしても確実に従う犬。彼等は頭がよく、金が廻る。言うことは聞かず、汚れた正義と知って、ついて行く事をやめた犬は、非難を浴び、孤独に世界の真実を握りしめる。餌を貰えない犬は、いずれ野垂れ死に、歴史の片隅にすら、出てくる事はない。未来永劫語り継がれるのはウソツキ。ニュースで真面目に伝える言葉は、意味を成さない語句の羅列。真実は何処。嘘に散りばめられた世界で生きていくのに、希望は見出だせず、汚れを知らなかった宇宙の瞳は、いつの間にか泥のような瞳になっていた。自然を汚し、エコだエコだと電化製品を買う。ひとりが１日生きれば、森の木が１本消える。絶滅する生物。増えつづける人類。人と人が愛を育み、生まれてきた子供達の手によって、地球は死ぬ。彼等に罪は無い。だが、生きていく上で罪を重ねる。人類は地球の癌細胞。いくら治療しても、ゴキブリのように這いつくばって、死滅しない。あぁ、早く人類が終わるように願う毎日。それでも生きる毎日。