カズヨシ♪さんとモバ友になろう!
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- 2006/9/25 19:37
- 「鬼」その
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- 慎と火渡が固まったのは無理もない。進化する鬼「羅刹」がいること、その羅刹を倒せる唯一の存在「クウォーター」がいること、どちらも初耳でかなり驚いていた。
そこに、「クウォーターはあなた達です」と、ヒナタに言われたのだから。
『ま…待てよ。でも俺たちは羅刹に勝てなかったんだぞ。』
『確かに火渡の言う通り。俺達倒せなかったッスよ。それに、クウォーターって…。』
無理に頭を働かせてベットの上にいるヒナタに、火渡と続き慎が聞いた。
ヒナタが淡々と答えた。
『クウォーターとは、四分の一という意味で、元は人間を統一していた四大家系の人々のことで、神族にも匹敵するような特別な力を持っていました。その四大家系に「風野家」、「火渡家」がありその末裔があなた方なのです。』
―まさか、自分がそんな一族であったなど夢にも想わなかった。しかも、火渡もその末裔だったなんて。
ヒナタは、呆然とする二人にかまわず話を続けた。
『そしてあなた達が、羅刹を倒せなかったのはまだ「解眼」していないためです。』
『解…眼…?』
慎がそれに対して呟いた。
追伸
この日記を読んでいるのが誰か知りたいんで良ければ残してくれるとありがたいッス
- 慎と火渡が固まったのは無理もない。進化する鬼「羅刹」がいること、その羅刹を倒せる唯一の存在「クウォーター」がいること、どちらも初耳でかなり驚いていた。