カズヨシ♪さんとモバ友になろう!
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- 2006/9/19 18:25
- 「鬼」その
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- 神族と人間の境だから神族がいた。というだけでは腑に落ちない。なにせ居たのがあんな遺跡の奥にたった一人で、しかもあんなに「鬼」が居たのに怪我一つ負っていなかったのだから当然である。
『でも、俺はその子より、ヤッパリあの「鬼」気になる。異常に強かったから。何なんだったんだろうな。』
火渡が、言った言葉に慎が答えようとしたその時、
『あれは、「羅刹」【ラセツ】です。』
突然、誰かの声がした。驚いて慎が振り返ると、ベットの上で寝ていた女の子が起きていた。
『えっ…っと…、もう大丈夫?』
驚きながらも慎が、聞いてみた。
『大丈夫です。ありがとうございます。えっと……。』
慎と火渡の、名前がわからず少し困ったような顔をした。
『あっ!俺は鬼狩りをしてる風野 慎。で、こっちが同じ鬼狩りの火渡 聖迦。』
それを察したのか、慎が自己紹介した。
『ありがとうございました。慎サン、火渡サン。私は三月 ヒナタ【ミツキ ヒナタ】と言います。』
と、名乗った。そこに、火渡は食いつくようにして、
『お前、あの「鬼」が何なのか知ってるのか!』
と、聞いた。一瞬、ヒナタは火渡の勢いに押されて止まったが、ゆっくりと
『ハイ。知ってます。』
と、ハッキリと火渡にそして、慎に対して答えた。
と下さいなぁ
- 神族と人間の境だから神族がいた。というだけでは腑に落ちない。なにせ居たのがあんな遺跡の奥にたった一人で、しかもあんなに「鬼」が居たのに怪我一つ負っていなかったのだから当然である。