ちんすけさんとモバ友になろう!
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- 2012/3/11 13:19
- 今想う事
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- あっという間に1年が過ぎました。
会社でいつもの通り仕事をしている真っ最中。
突然感じたいつもと違う揺れ。
作業を中断して、怪我した人はいませんか?大きな異常はありませんか?と確認してからとりあえずそこにいた人たちをロビーへ出す。
みなの無事を確認したら、ようやく自分の家族のことに気持ちを移せた。
まずは自宅の留守電チェック・・・・が、携帯はもちろん固定電話も不通のまま。メールチェックもできない状態。
しばらくは「ガマン」していたが一向に回復の兆しは見えてこない。
そのうち誰かが、「宮城で震度6強だって。」との情報。
時折感じる余震。
うちの子どうしているかしら・・・
そのことばかりが思われた。でも、どこにも繋がらない。
とうとう堪り兼ねて「一度家にもどらせて!」と会社をとびだした。
その時間はまだ道路も空いていて車を走らせること15分、時折すれ違う迎えに来た家族と帰っていく小学生達。やがて、先生方に引率されて家路をたどる子供達の列に出会わした。
車を止めて長い行列の中に目を凝らす。
見つけた。
怖かったのだろう、幼馴染の男の子に励まされて口をギュッとした表情でこちらへ歩いてくる我が娘。
「ごめんね、すぐに来られなくて」とりあえず、無事実家に娘を預けることができたけど・・・・
ここで考えるのは、学校で毎年行われている緊急時引取り訓練。
9/1と決まった日にち、時間。でも、今回は訓練なんの効果もなかったことがよくわかった。予定で仕事は休みを取り、指定された時間に学校へ行くのは、『緊急』ではないから。
電話も繋がらないから連絡網も役に立たない。
学校のお知らせメールも見ることができなかった。
自発的にお迎えに行った親御さんたちがほとんどで、私のように帰って来られたおうちの子はいいが、そうではない子たち、強制的に集団下校で家に帰されると、家族がかえるまで余震の中不安な気持ちで一人っきりでいなければならなかったはず。怖かったでしょうね。
学校の先生方にも気にかかる家族はいるでしょう。
今、この時にもう一度どうしたらよいのか考え直さなければいけないのだと、でもどうしたらよいのか私にも解からないのだけれど。
被災地の方々、見守ることしかできませんが、
こころからエールを贈ります。
- あっという間に1年が過ぎました。