☆ひかる美☆さんの日記

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- 2011/3/30 12:14
- 被災地の裏側
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- 大震災からやがて3週間。まだ災害の全容が見えて来ない。
  
  あまりにも多すぎる行方不明の方々…。
  
  その行方不明の方達を捜索している自衛隊の隊員の人達。戦場の様な被災地で逞しく動く姿は、復興の期待と希望を与えてくれ、胸が熱くなります。
  
  でも、テレビではあまり報道されない裏側の話があります。
  
  私の叔母はある自衛隊の基地の中で飲食店を出していて、その叔母と先日話す機会があり、震災の応援に行った隊員の事を話してくれました。
  
  「最近、被災地に行った隊員さんか辞めたいと言ってる」
  
  自衛隊員は日頃から身体を鍛え、ザバイバルで人を救助し行動できる訓練を受けていますが、そこに「死者」に対しての訓練は受けていません。
  
  救助で人を助ける行為は喜びが伴うものだけど、被災地の惨状はその殆どは死者ばかり…。
  
  若い隊員の中には、初めて死者を見ると言う人も居るでしょう。
  
  瓦礫の下から出てくる遺体の多さに、精神的に参って耐えられなくなっている隊員が出ていると、叔母は言いました。
  
  私達は離れた所で被災地の様子を見ているだけで、現場で働いている人達の心までは見る事は出来ません。
  
  そして、責任はあるとは言え原発で命懸けで不眠不休の処理をしている東電の人達も同じで、誰にも誰も責める事は出来ないと思う。
  
  まだこれから様々な困難な事が日本には起こるかも知れない。
  
  その時、1人ひとりがまず自分に出来る事を考える事が、復興への小さな一歩になるのだと思う。