☆ひかる美☆さんの日記

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- 2011/1/21 20:19
- 死んだ仲間を運ぶイルカ
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- 新聞に感動的な記事が載っていたので紹介します。
  
  以下新聞から
  
  鹿児島市の「いおワールドかごしま水族館」が、鹿児島湾でミナミバンドウイルカが死んだ仲間の成獸を運ぶ様子の観察に成功。
  
  昨年10月15日、桜島を望む鹿児島市吉野町の沖合100メートルの鹿児島湾で、死んだ成獸1頭を口で突き上げたり、ヒレを引っ掛けしながら北上するミナミバンドウイルカを職員が発見。
  イルカを追跡し、その様子を観察した。
  
  イルカは群れを追う様に、1頭が死骸を押し、1～2頭が並んで泳いでいた。
  
  船が近づくと速度を上げたり、死骸に乗り沈めようとしたりして付き添い、20キロ程移動。
  
  その後、死骸は桜島の海岸に漂着。
  
  死んだイルカは比較的高齢の雌と判明。
  
  鹿児島水族館の話
  
  「運んでいたイルカと死んだイルカに特に強い繋がりがあったのではないか。母子であれば死んでいた方が親だと思う。仲間が死を認識していたかは不明で、群れでの行動を続けようとしたのではないだろうか」
  
  以前に象が沼に嵌まり抜けなくなった仲間の尻尾を鼻で引っ張り、その仲間の尻尾を次の仲間が鼻で引っ張ると言う光景を目にした事があるけど、昨今、子供の虐待死や親子の殺人のニュースが多くなるなか、動物の「愛」の方が崇高に思えてしまう記事だった…。