にあさんの日記

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- 2012/3/23 20:00
- 麦藁色をかぶった少年②
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- 要:へー、ホントにゆっきーとか呼ばれちゃう仲なんだ。
  
  千鶴:ほらキタっ
  
  要:オレ、お前と同じクラスで学級委員やってる塚原要な。わかんねーことがあったら……
  
  千鶴:なんか冷たいなぁー、昔はもっと優しく思えたけどなー
  
  要:人違いだそれは。うん
  
  千鶴:きっと懐かしい再会に照れてんだなっお年頃だもの。よしっ、なんとしてもゆっきーに認めさせてやる!
  
  要:本気か…？
  
  春:あ、要くん悠太くん
  
  千鶴(Ｍ):!!?うわーっうわーっ!!まぶしーっ
  
  要:なんで体操服なんだよ、今日からプール開きだろ？
  
  春:水着わすれちゃって…見学の子とバドミントンしてました。はやく着替えなきゃ(去る)
  
  千鶴:誰？今の
  
  要:ゆっきーに認めさせてやるぞはどうしたんだよ
  
  千鶴:物事には優先順位というものがあるんです。…で、あの子、どっちかの彼女？
  
  悠太:無理。
  
  千鶴:えーっ、かわいいじゃん!
  
  悠太:どこが…女じゃないよあれは。
  
  千鶴:まっ、なんてこと言うの!確かに胸はちっさいみたいだけど、そーんなの男のテクで大にも小にもなるのよ!?へーい!まって、まってー
  
  要:おい…あれって…
  
  悠太:オレは女じゃないと言いました。
  
  要:いや、言葉というのはな悠太、相手に伝わってはじめて意味を成すのだよ…
  
  ―プール―
  
  千鶴:はぁ…かーわいかったなー、声かけらんなかったのが残念だー
  
  祐希:ふーん
  
  千鶴:ねぇ、ほんとにオレのこと覚えてない？
  
  祐希:ってゆーか知らないんだってば。あんまりしつこいと女の子に嫌われるよー
  
  千鶴:ゆっきーは男じゃん!!
  
  要(Ｍ):あーくそ、眼鏡しないと視界ボヤけてしょーがねーな
  
  祐希:あ、要に行き着いた。
  
  要:何やってんだお前ら…
  
  千鶴:流れに身を任せて漂流中
  
  要:つーかそんな頭してるから一瞬悠太かと思ったぞ
  
  祐希:ん？…ああ前髪ね………あのさ、昔一緒に遊んだっていう子、それ悠太じゃないの？
  
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