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- 2014/9/28 21:45
- コンビニ裏話「僕のエピローグ」
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- 一週間前に前の店の常連さんが、僕を見つけて「あらぁ、ここに来たんですか？」「そう、あっちの店空きがなくてね、ここに落ち着きましたわ。」
などと会話を交わし、丁度、自分のレジに彼女が来たので、また、さっきの会話の続き
「あれ？香典袋なんて…身内で不幸でもあったの？」
「ほら、覚えてる？うちのスタッフであの東北出身の…。」
「ああ、あの娘ね。彼女の身内で誰か…亡くなったの？」
しばらく間が空いて
「うぅぅん、彼女自身が…。」
「えっ?!彼女が…?!彼女、病気だったのか？」
「違うの。自分で…。」
「えっ、自殺…？彼女、そんなに辛かったのか…。」
それ以上は会話が続かなかった。お客さんも並んでたしね。
その自殺した彼女ね…前の店の常連で毎日11時前くらいに、来店して必ず、お弁当と烏龍茶、その他を買ってく人で、松雪泰子似の色白、痩身でお気に入りの一人だったんだけど
ある時、パタッと来なくなって、前述の常連さんに聞いたら、田舎でもめ事があって帰省してるって話だった。
でも、いつかは戻って来んだろ…と思ってたら前の店は閉店となり、流れ着いた新店で聞いた
話が彼女の自殺…
なんだかやりきれない気持ちでその日を過ごし、次の日は仕事明けだったので帰り道にウィスキー煽りながら、イヤホンを耳にスイッチオンし
たら、偶然にもこの曲が流れてきた。
あの娘は逝っちまったよ
あの娘は逝っちまったよ
生きるなんて辛いと
笑っておくれ
あの頃のようにさ…
by 猫「僕のエピローグ」
- 一週間前に前の店の常連さんが、僕を見つけて「あらぁ、ここに来たんですか？」「そう、あっちの店空きがなくてね、ここに落ち着きましたわ。」
